【パニック障害克服法】体験談まとめ
- F 30代男
- 2018年9月19日
- 読了時間: 6分
更新日:2018年10月6日
パニック障害は辛い症状により、行きたくても行けない場所が存在します。 特に歯科や美容院などは、どうしても行かざるを得ない状況になることがあります。 そんな時にどのような方法で克服しているのか当会会員さんの声をまとめました。
★免許の更新編
「期限付き」が厄介なので早め早めの対応が吉。
私は母と子連れで行きました。連結パイプ椅子を勝手に切り離し、最後列に椅子を移動。壁を背もたれにしたマイシートを確保。ドアは開放され、自由に出入りできる雰囲気でした。
平日の昼間は受講者も少なく、監視する人も不在。母とコソコソ話をしたり、クネクネ動く子供に付きっきりで、無論、ビデオの内容なんてそっちのけ。30分の講習もアッという間(ゴールドに限る)。まだPDと診断されてなかった頃で薬も飲んでいませんでしたが リラックス効果サプリ+清涼菓子(ミント味)で何とか最後まで乗り切りました。
★喫茶店編
PDの治療に「行動療法」がありますよね。喫茶店でお茶するのも、その一部?僕は喫茶店でお茶するのは好きです。 PDになってから、かなり行く回数も減りましたが。僕がよく行くお店は、「ミスタードーナッツ」ミスドとも言われておりますね。 空いた時間帯を選び、体調の具合で行きます。料金は前払い式なので、プレッシャーは少ない。 アメリカンコーヒーは250円と安い、しかもおかわりは無料。途中で具合が悪くなっても、すぐに店外に出られる。 ドーナッツは持ち帰り用で購入し、食べたかったら、お茶をしながら食べられる。残しても、持って帰れるので、後で家で食べればよしと。 こんな感じで僕は「お茶ライフ」をたまにしております。慣れてくると、普通?の喫茶店も通えるようになりました。
★番外編
外出中、服がゆれるくらい動悸が激しくなるときがあるけど、そういうときは「これは生きているんだ、生きているから心臓がドキドキしている」 と自分に言い聞かせてやり過ごすように心がけています。
※皆さんそれぞれ工夫をされているようですね。
外食が苦手な方も多いかと思いますが、ファーストフードのように、もし残しても持ち帰りの出来るお店なら緊張は少ないですよね。 また閉鎖的な場所や時間的束縛がある場合、自分の症状を予めカミングアウトしておくことによって楽になるケースが多いみたいですね。 絶対発作を起こせない緊張状態から解放され、「もし起こしても休ませてもらえるだろう」という安心感が不安や緊張をほぐしてくれているのかもしれませんね。
「パニック障害を克服 ・ 症状が改善」 会員投稿
★ 「ゆる体操」って御存知ですか?
有名らしいのですが 私は友人の紹介で始めました。
要するに「固まった身体をゆるめるための体操」です。といっても体操というほどの動きではなく 筋肉を伸ばしたりもせず 緩むように少し動かすだけ 弱った体でも出来ます。
特徴的なのは体を摩ったりしながらすること、「気持ちよ~く」や「緩むように~」など声を掛けてもらいながら行うので その声につられてリラックスしやすいことです。
上手に出来ると 30分ほどで欠伸が出たり眠くなってきます。そして体が楽に軽く感じます。
高岡さんという人が考案されたもので 私はDVDと本を購入しました。
御本人がこれで病気を克服されたと聞いてます。本では体操の方法が分かっても雰囲気が全く伝わらないので お勧めはDVDです。
私は見なくても覚えているのですが 自分の努力でするというより DVDの中のお手本に身を任せつつ行う方が断然リラックス感があります。
教室もあるようですが今の私には無理、家で週に一回できれば上出来と考えてます。姿勢もよくなるかも。
★ 「ガムを噛む」
これは多くの方がご存知かと思います。
私も始めは、会報で知りました。「今日は調子が良いわ」と思って玄関を出たとたんにPDということありませんか?こういう時 あらかじめ5分ぐらい噛み続けてから家をでます。
鏡を見ながらガムを噛むとよく解るのですが「首、顎、こめかみ、耳の上や後ろ」にかけて筋肉などが結構動いてます。食事時と比べてもガムの方がよく動くのです。そしてこの動く部分は「針灸」で針を打ってもらう箇所と一致しています。ここに針を打たれるとあっという間に体の力が抜けるのです。
私は病院の待合室でPDが出て安定剤を飲みたくなった時、始めてガムを試しました。約5分で薬無しで落ち着いてきました。
病院は外出先の中では負担の少ない場所ですので、この時成功したことが次からの成功に繋がっています。
2年間で1万円分ガムを噛んだかな。お勧めは生協の「ガムキシリキッズ」です。100gの大袋ですが値段が安いのと長く噛んだ時の噛み応えと味が好きです。チャック袋に小分けして捨てる時は油取り紙を使ってます。
★3 「なかまに頼る」
仲間は大変貴重な存在です。何か大きな予定を決めた時外出の前日 ストレスが多い時どんなふうに「なかま」に頼ってますか?
私は出来るだけ「速く」誰かに頼ることにしてます。
といっても相手も同じ病気なのだから「負担は最大限に軽く」が原則。
実際的には
①電話かメールで、自分が今多分こういう理由で辛いと伝える。
出来るだけ簡潔に(メールなら5行まで 電話なら5分まで)を心がける。
②返事や対処法を相手に求めない
③頼られた立場なら自分が助けてあげなければと思わないこと
電話もメールも負担に感じるなら無理に返事はしない。
④返事する余裕があれば 「あなたの状態は分かったよ」と簡潔に
要するに「辛い状態の100分の1を仲間に負ってもらって助けてもらう」という考え方です。
でもこの負担の僅かの減少が日々心がいっぱいいっぱいの私たちには非常に助けとなると思います。
私は予期不安がある時はいつも誰かに「何日の何時ごろ外出するからもし私から電話が掛かって出られる状況なら出てね」と頼みます。
頼んだだけで予期不安は確実に軽くなります。少しの言動で負担が少し減ればOKかなと思います。
リラックスして楽しいことをして辛い時はジタバタしてエネルギーを消耗しないようにして、健康な人には分からないこの辛さの分だけ良いものも敏感に多く得ることが出来ますように、そうありたいと、いいえ実際そうであると思っています。
最後に心が楽になるお話
私たち日本人は特に“普通でありたい”、“人と違っていると不安”、“ちゃんとしなくちゃいけない”、“恥ずかしいことをしちゃいけない”、という意識が強いような気がします。
でも、人はそれぞれ違っていていいし、完璧でなくていいのです。
緊張したり、うまく話せなかったり、人と接するのが苦手なんていうのは、意識の持ち方とトレーニングで少しずつ克服していけばよい。
まずは「あるがままの自分」を受け入れて認める。
そして自分に向いている“意識の矢印”を相手に向ける。 内向きの意識を外の世界に向ける。
“どう評価されているんだろう”という受け身の生き方から“私が素晴らしい世界をつくるんだ”といった主体的な生き方に変える。
それで自分の感情や行動を変えることが十分可能なのです。
悩みは一般的に嫌なもので、悩みが無いほうがハッピーかもしれない。
でも人は悩みがあるから成長する。
「悩み」という言葉を使うのではなく 「課題」という言葉に変えていく。
「失敗」という言葉を「経験」という言葉に変える 「努力」という言葉を「工夫」に変える。
そういうふうに言葉を変えるだけでも凄く楽になっていくと思います。
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