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執筆者の写真F 30代男

30代女性会員​~カウンセリングにて~

更新日:2018年10月6日

私は10年近くパニック障害とうつを患っていて最近は発作が起きることは減ってきましたが、まだまだ社会復帰できる状態ではなく、年齢だけを重ねていく自分に焦りを感じ、いてもたってもいられなくなりカウンセラーの先生に相談にいきました。


特に求人広告を目にしたり、同世代の友達の結婚の話などを聞くのが凄く怖いということを打ち明けました。すると先生が、「君はパニックが治ってから何かを始めようと思ってない?」 と質問されたので「ハイそうです」と答えました。すると、「パニック障害というのは、医師であってもいつまでに治るかは分からない・・・まるで出口の見えないトンネルをさまよい続けているような怖さがありますよね」と言われました。

「でも君は、以前の自分よりは少しずつではあるけど良くなってきている」、「だから僕は、君がパニックであっても出来ることを一緒に探していきたい」と言われました。

今までは、この病気を治すことだけに意識が向いていて、とにかく病気を治さないことには何も始まらないとの思いから精神的にもふらふらになっていましたが、「パニックであっても出来ることを探そう」と言ってもらった一言に涙が止まりませんでした。

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