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執筆者の写真F 30代男

​パニック障害発作を抑制するセロトニンを増やすには

心の状態を穏やかに保ち、パニック障害の発作を抑える働きのあるホルモン「セロトニン」。 セロトニンは、太陽の光を浴びたり、腹式呼吸、リズミカルな全身運動(ジョギングやサイクリングなど)をすることで増えることが知られています。特に朝日を浴びることは有効です。

そして、このセロトニンを増やす重要な成分として見逃すことのできないのが、必須アミノ酸の1種であるトリプトファンです。


★トリプトファンってどんな成分?

ドーパミンやノルアドレナリンと共に生体にとって重要な役割を果たす3大神経伝達物質のひとつであるセロトニンは、不足すると精神が不安定になりやすく、うつ病などの精神疾患を発症するリスクが高まると言われています。

そのため、セロトニンを増やすために、食生活も見直す必要があります。まず、セロトニンを増やすのに欠かすことのできない成分がトリプトファンです。

トリプトファンには、脳に運ばれるとセロトニンを生成する働きがあるため、セロトニンを増やしたい場合はトリプトファンを多く含む食品を摂取することが必要になってきます。


★セロトニンを増やす食品とは?

では、トリプトファンを多く含む食品にはどのようなものがあるのでしょうか?

牛乳・チーズ・ヨーグルトなどの乳製品や、高野豆腐・豆腐・納豆・きなこ・味噌などの大豆製品

カツオ・マグロなどの魚類、アーモンド・ピーナッツなどのナッツ類

バナナや小麦胚芽、卵などにも多く含まれています。

またセロトニンは、トリプトファンだけでなく、ビタミンB6やマグネシウム、ナイアシンからも合成されます。

ビタミンB6は、唐辛子やパセリ、サンマ、ニンニク

マグネシウムは、わかめやひじき

ナイアシンはきのこ類や緑黄色野菜などに多く含まれてます。

これらの食品を積極的に取り入れることをオススメします。

トリプトファンは体内で合成することができないため、できれば毎日食べ物から摂取することが大切です。

しかし、同じ食品ばかりを摂り続けていると、当然のことながら栄養バランスが崩れるため、これらの食品を上手にバランスよく食生活へ取り入れていきましょう。

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