先日美術館に行って参りました。絶対に見ておきたい美術展だったのでとても満足致しました。心療内科受診以来少しずつ回復しておりましたが、ここ１年程は生活の変化に伴い社会不安の症状が悪化しておりました。人と会うことや人が多く集まる場所へ行くことに過度に緊張するので休日の美術館を楽しめるか不安でしたが、決心して足を運びました。
会場は満員電車のように人がたくさんいて気おくれしましたが、画集でしか見たことのない絵を鑑賞出来ることの喜びが勝り全ての展示を納得いくまで楽しみました。特に見ておきたかった肖像画1枚は目の前と遠目から長い時間眺めていると生きていて隣にいるかのような柔和な表情で…
“もう少し気楽に考えたら❓” “急いで慌てても仕方ないよ”
…と語りかけてくれているような印象を受けました。
私の内面を見透かされているような気持ちになりました。美術、絵画は分からないなりに鑑賞するのも症状の回復に繋がるかもしれない気が致しました。 また、思いがけず8年程前に外出できない程調子が悪かった際に見逃した油絵も鑑賞出来ました。4部作のうちの2点でした。前向きに生きているご褒美をもらった気がして嬉しかったです。いつか別の2枚にも会えるようにポジティブに長生きしたいと思います。合計3時間程滞在しお土産と図録を購入し、リフレッシュして帰宅しました。
思い切って外出すると良いことばかりでした。
Anais
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